|
2007-04-28 Sat 04:41
太陽が朝から燦々と昇る春の終わり。
通学中、寝ぼけ眼を擦りながら当然のように満員となった電車の中でこのようなシーンを、授業中に突然思い出し笑いをする奴の如くふと思い浮かべる俺は、やはり真正の馬鹿なのだろう。そして、恐らくこの非常に気持ち悪い発想力こそが、毒蛇の毒蛇たる所以なのである。今日も朝から見事な自己嫌悪っぷりだなぁ、俺よ。 電車を降りると、とんでもない人の量がホームへと雪崩れ出た。思わず、空に浮かんだ城をめぐる有名アニメーション映画の某メガネ軍人の名言を口走りそうになったが、公共の場所で高笑いを上げながらそんな台詞を言い放った日には、周囲から"社会の冷たい目"とらやで視殺されるのがオチなので、俺は凡庸なる一常識人として同じく凡庸なる集団の中へと混じっていくことにした。 しかし、あの量は何故なんだろうな。一体どうやって縦2m長さ10m強で椅子のみが装備された長方形にアレだけの人間が詰め込まれていたのだろう。質量保存の法則を無視しちゃいないか?アントワーヌ・ラヴォアジエさんとやら、科学の世界以外に日常においてもこの法則が成立するかどうかも検証しておいてくれ。 歴史の時間に習った奴隷船のぎゅうぎゅうに詰め込まれた奴隷達の図を思い出しながら、見事なまでに光り輝いている目の前のハゲ頭に目を奪われていると、人の群れが流動を始めた。世の中って大変だよな。すっかりハゲ散らかってしまったおっさんの寂しげな頭に、俺はそっと心の中で語りかけておいた。 さて、駅を出ると大学まで俺は歩いていくことになるのだが、授業が始まる10分前くらいに駅に到着するため、俺は毎朝駅から大学まで半ば走るくらいで行かなければならなくなり、朝っぱらから授業も受けていないうちに体力を消費する。遅刻は嫌だからな。 ハイ、今画面の前で「一本くらい早い電車に乗ったら良いんじゃないの?」って言ったもしくは思った貴方。正解です。だが、その一本を早めると言うことは、電車のかみ合いからして俺は朝15分早く起きなければいけなくなり、朝の布団の中で粘る10分間前後の時間の貴重さを考えると到底そんなことは不可能である。 結果、俺は毎朝正門前の坂道を駆け上がることになる。夏場になると、汗水たらして、が文章に追加されることを考えて、俺は数段気が重くなるのだった。 突然だが、俺は今非常にやりづらい状況である。 こうなるきっかけは、遡る事二週間前。フィールドワークの最初の授業で班決めをさせられたときだった。 まず最初に上級生(大学の授業というものは、上級生と下級生が一緒に授業を受けていたりする)が先生に促されて嫌々各班のリーダーとなり、各々が班の方針、抱負などをぎこちなくしゃべって、下級生がどの班に属するかと言うことを決めることになった。 俺は出来るだけとっつきやすい班長のところへと行くべく、頼りなさげだが温厚そうな二年生のリーダーの班へ行こうと算段を立てていた。しかし、如何せん座った場所が悪かった。一番右に座っている生徒から順番に班へ入るのだが、俺は右から五列目。最後から二番目の列だった。俺の行こうとしていた班は、第一、第二、第三希望と瞬く間に埋まってしまい、俺が選択権を与えられたときにはすでに三年生の男子の班と、二年生の女子の班しかなかった。不公平だろう、コレは。 結局、俺がしぶしぶ入った班は二年女子の班。流石に三年生となると年齢が離れすぎて、少々とっつき辛いと考えたのだが、今となって考えてみれば、あのとき俺は迷わず三年男子の班へ入るべきだったのかもしれない。青色ネコ型ロボットが未来から出現してくれた暁には、タイムマシンであの時間平面上へ戻ってこっそりとあのときの俺と入れ替わって過去の過ちを正すだろう。 班員を確認してみて俺は驚いたね。 二年女子が二人、一年女子がこれまた二人、一年男子(俺を含む)が二人という見事にパワーバランスの崩れたグループが出来上がった。 大抵、女子というのは少なくとも学生の間は強い立場にある。逆に最近の男子は比較的大人しい気性をしていることが多い(現に俺も例外ではない)ので、男子四人、女子二人くらいの比率でパワーバランスは均衡する。よって、今の状況は俺ともう一人の一年男子にとっては非常に肩身が狭い。 女子はその特性として、すでに女子同士のみで友達の話を形成し始めている。我々男子は当然付け入る隙がなく、仕方がないので俺はもう一人の肩身の狭い男子学生とお近づきになることにした。 「この字なんて読むの?」 最初に話しかけてきたのは彼だった。携帯の画面には、メールの画面に「返して」と書かれていた。 「ああ、それはかえして、と読むんだよ」 高めの声でなるべく爽やかにはにかみながら、俺はそう答えてやった。っていうか、こんな漢字も読めんのか。最近の大学生は馬鹿になっていると聞いてはいたが、よもやコレほど国語能力の低い奴がいるとは。 「あ、学生証をこのくぼみに入れないとPC動かないよ」 「え、何で?」 「個人情報を読み取れないから、自分のデータが開かない」 親切で明るい健全なキャラ。ゼミで早くも友人を作ってしまえたくらいの優秀な人当たり特化キャラである。しかし、ちょっとトロいなこの人。天然だろうか。 「班員を読み上げます」 先生がそれぞれの班の決まった人を読み上げていく。そして、第二の計画の破綻が起こった。 「○班、○○さん」 「はい」 What?思考が二秒ほど停止した。 先生が突然中国人らしき名前を読み上げ、俺の隣に座っている青年が相槌を打った。なんてことだろうね。事態はさらに悪化したようだ。 先程のグループ構成員の発表を訂正しよう。二年女子二人、一年女子二人、一年男子一人、留学生一人だ。 なるほど。道理であんな簡単な漢字を聞いてきたわけだ。システムにも疎い。流暢な日本語を話すから気がつかなかった。同じアジア系だからパッと見分からんしな。 この先のグループ活動のことを考えて、凡庸なる一大学生はただただ頭を悩ませるばかりだ。 ある日の帰り、俺は講義をサボって二限で切り上げた友人と一緒に電車内で現代の若者の体たらくぶりを語っていた。俺は履修科目の関係上元々この日は二限で帰宅。最近少し熱くなってきた真昼の日光を浴びて、何か刺激的で面白いことは起きないものか。例えば、色眼鏡をかけてウォークマンをつけて歩いている茶髪のクールガイが本屋でコンプティークを熟読していたりとか、少し太目の体系でニキビだらけのアキバファッションで着飾ったリュックサックの男が、実はバスケ部でキャプテンをしていて凄く運動神経が良くて、文化祭ではバンドとかもやっていたりするとか、どんな些細でくだらないことでも良いから、この忙しいだけで退屈な代わり映えのしない閉塞状況を打開するような自体は起きないものか。そんなようなことをぼんやりと考えながら歩いていると、「今日も授業サボるから一緒に帰らないか?」というメールが友人から入った。 この非常に面倒くさがりな青年は、俺の中学時代からの友人である。以下、友人Tと表記しようか。 「なぁ?自宅勤務者って知ってるか?」 「知らん」 「さて、そろそろ勤務するかな。って言って、どこに勤めてんの?って訊いたら自宅って」 「ちょっと待て。それはニートじゃないか?」 「ニートじゃありません。自宅勤務者です」 笑うどころか呆れたね。このニートという名称がすでに付いているにもかかわらず、盗人猛々しく"自宅勤務者"などと昇華した呼び名に無理やり変更する発想のクオリティの高さは、もしかして、いや、もしかしなくても某巨大掲示板だな?コミュニケーション能力に著しく欠け、なおかつ思考がニート一直線なコイツは悪いインターネットに毒されすぎだ。誰かコイツに努力の心を教えてやって欲しいね。 最近の友人談 私は殆ど筋が通っていることしかないので、反論の余地がないから傍から見てすっごいムカツクらしい。 |
|
貴様、私がニートと知っての行いか?
→はい いいえ ならば、許せぬ。その浅はかさを思い知るがいい!! ニートが現れた! ニートは邪神ドクオを呼び出した!! 基ネタはドラクエ2。 あー、二限で終了か… うらやましい限りだ… 意外と大学内にはDQN多いなぁ。 俺の場合工業系。特に情報云々とかかなりやってる癖にPCでググリもしないような連中が… え?PC使うんならググリ基本だろうけどなァ… 俺のところもなぁ… 打ち解けにくいんだわ…ぶっちゃけ。 何か俺と合うような人間居ないよ…(ぁ まぁ、俺の場合養成所で俺並のテンションの人と仲良くなった挙句その人とは違う人物に特別な感情抱くレベルにまで至ってるが。(ぇ 大変ですねー。新生活はままならない事ばかりですな。……っていうか、確かにそのメンバー構成は酷い^^;
あー、ぱっと見は硬派というかマトモな感じの知り合いが、実は藍蘭島10巻全部持っていた(+アニメも見てる)、っていう展開ならありましたね。 らきすたは知りません。
大変なメンバーですね。 家から出る必要ないですね。 いいことじゃないですか。 えー、それはそれで困りましたねぇ。
私も浮いてましたけどね。話題合う奴いなかったし。 まぁガン○ムとかゲームでは話題の合うやついたけど。 何この深夜アニメの話も堂々と出来ない状況。 あと遊戯王も風前の灯火なんて始末だ。やってるなんていえない。 勿論、深夜のロボットアニメなどは多少見てる人もいて、たまには話題に上ったりするのだが、如何せん美少女アニメは需要が少なく、話題すらNGである。 フィギュア萌え属性を持っている友人が孤立無援なのに奮闘している様は実に清清しいまでになっているものの、私は知らん振りだ。 De○rSとか成○の世界とかこれが○のご主人様とか平気で話せるほどの器量は私にはない。 ま、この機会に年上好き属性でもつけてみては? あと、代返は大学生の必須アイテムですよ、ワトソン君。 じゃなきゃ真面目に授業なんてやってらんねーですよ。 最近でたDSの遊戯王をやっていた人がいましたねぇ。
でも基本的には10人くらいでバカやってます。 思っていたことよりも全然違う展開がありすぎて新鮮な感じがー おや、つい本音が。 クラスの人たちは揃い揃って頭がお悪いようですので仲良くする気は毛頭ありません♪ レヴァールさん>
主人公の殴る攻撃! 邪神ドクオのPCを叩き壊した。 邪神ドクオは毒男なので、PCの喪失により多大な精神的ダメージ! さらに、隣の部屋からギシアンが聞こえ、毒男は自殺しようとしたが、ロープが切れて結局死に切れなかった。(ぁ 元ネタは2ちゃんねる。独身男の毒男より。 恋せよ破壊神、か・・・(ぇ 龍改さん> 予行演習兼ねてます。 本当に、どうしてあんなメンバー構成になっちゃったんだろうね。(ぉ あー、いいなぁ。そういうユカイな友人。 一見ファッション雑誌にでも載っていそうな爽やかな青年が、実はギャルゲーマニアだとかそんな展開が望ましいです。だって、非常識で面白いじゃない。 和尚さん> 本当に、大変なメンバーですよ。自分がこのメンバーに入って前期ずっと授業受けることになったときの気分を考えてみてください。(何 いや、家で内職してるわけじゃないですよ? 自宅警備員。報酬は親から貰うらしいです。死ねばいいと思ったね。 いいことですよね?でも、傍から見ていると突っ込みどころがない人間と言うのは案外腹立たしく思えるようです。 ネグマさん> De○rSとこれが○のご主人様は分かってしまったが、成○の世界は分からないから私はセーフだ!(黙 えー、年上ぇ?それ以前に三次元ー?(逝 いやいや、真面目に授業なんてやってらんねーって、真面目に授業は受けるもんですよ; エイト殿> 新鮮っていいですね。私はただただ忙しいだけで、新鮮味なんて殆どないですね。っていうかもはや何が起これば新鮮なのかよく分かりませんね。(ぁ スパークさん> おやおや、気持ちは分かりますがもう少し歩み寄らねば。 |
| 管理者だけに閲覧 | ||
|
トラックバックURL
|
|
| 愚かな神に悪魔の制裁を |
|

